2023.12.08
コラム
「夏バテ」はよく耳にしますが、「冬バテ」という症状は聞いたことがありますか?
「夏バテ」は気温が高く暑い室外と、冷房による気温が低く寒い室内との温度差による自律神経の乱れや、発汗の異常、夜になってもムシムシする高温多湿な環境での寝苦しさによる睡眠不足などが原因で起こる体調不良です。 夏はさらに、強い紫外線の影響で体内に活性酸素が生まれるため、細胞にもダメージが及びます。
冬バテとは、 頭痛・倦怠感・肩こり・意欲低下など夏バテに似た症状です。 「冬バテ」で気を付けてなくてはいけないのは「高血圧」です。寒さによる血管の収縮により心臓や脳の病気のリスクが高まります。多忙によるストレスなどで交感神経が優位に働いてしまうことで、常に緊張状態で心身が休まらないため体調不良を引き起こします。寒いと室内にこもりがちになり、体を動かすことが少なくなります。体温が低くなると、インフルエンザなどの風邪症状を引き起こします。筋力低下による内臓脂肪、皮下脂肪の増加により体内の熱伝導率が下がり、内臓機能の低下させます。
どちらの症状も「自律神経」の乱れにより身体の不調を起こしています。冬は一年の締めくくりと新年を迎えるための準備で忙しいので心身ともに疲労がたまりやすいのも原因です。
腰痛や肩こりなどの痛みが戻ってしまう原因は3つあります。
①不良姿勢や普段の生活の中で負担がかかっている。
②支える筋肉がない
③自律神経の乱れ
交感神経が優位になると痛みが増し緊張感が続きリラックス出来ません。今お辛い症状が改善しないのは自律神経の乱れが深く関わっているかもしれません。
生活習慣を見直して、当院でどの位お悩みの症状と自律神経が関わっているか検査を受けてみてください。
不調と痛みの相談承ります。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ● | × | ● |
午後 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ● | × | ● |