2023.07.28
コラム
骨粗鬆症とは骨のカルシウム分(骨量)が少なくなり、骨の強度が低下してしまう病気です。 その結果、骨がもろくなり、腰が曲がったり、背中や腰の痛みを訴えるようになります。
骨は骨細胞が骨組織を吸収、生成することによって、安定性を保っています。骨粗鬆症になると骨細胞がこのプロセスを遂行できず骨組織の喪失が再生を上回ってしまいます。どんどん骨は弱化し、小さな負荷で骨折が起こります。極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
女性に多いのは、閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌量が減少することが要因です。古い骨が削られ、新しい骨に変わる際にエストロゲンは削ることを防いでいます。エストロゲンが減少すると削ることが増加し、骨はスカスカになります。
カルシウムとビタミンD不足の原因の一つに日照不足があります。骨を作るためには、日光に当たり細胞を活性化させることが必要になります。しかし紫外線を避けるために日焼け止めクリームを塗る、日傘、UVカット衣類を活用している方が多いです。適度に日光に当たることは必要ですので、手のひらに夏は5分、冬は10~15分ほど日光に当てましょう。
骨粗鬆症の予防対策は
1 食事と栄養摂取
乳製品、魚、緑黄色野菜などの食品、サプリメントでカルシウム、ビタミンDを摂取
2 運動
適度な有酸素運動や重量運動で骨を強化することができます。ウォーキングオススメです。
3 タバコ、アルコール類の制限
4 定期的な医療機関に検査しに行く。
コロナによって様々な病気や疾患が増えています。身体と向き合い、早期発見し、健康な身体づくりをしましょう。
お困りの症状がありましたらご連絡ください。お待ちしております。
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