2024.09.02
コラム
当院に来院される患者さんからよくお聞きになるのが、長年痛みに悩まされていて、治療をしても一時は良くなるがまた痛くなると問診時に言われます。その時の治療法が最適だから解消されるが、また再発するのは、様々な要因が考えられます。
1 生活習慣
重い物を持つことが多い。スポーツの練習で身体を酷使することが多い。運動不足で筋肉が衰える。
痛みの原因になった動作をし続けると治りにくいです。例えばパソコン作業、マウスのクリック、蓋の開け閉め、書き物作業など、力を必要としなくても、長時間同じ動作を続けていけば筋肉は攣ります。
2 運動不足
年齢を重ねていけば筋肉はしだいに衰えていきます。座りっぱなしだと下半身の筋肉は使いませんし、横に寝ている時全身の筋肉は脱力している状態です。リモートワークになって通勤が運動時間としていた人はしなくなります。筋力がないと血液や体液を身体中に運べないのて、血液の疾患やむくみの原因になります。
3 身体の歪みやバランスの崩れ
筋肉が中途半端に伸ばされ続けたり縮こまりすぎて硬直し、骨格が歪み、全身のバランスが崩れます。
骨を支えるインナーマッスルの筋力が低下すると姿勢を保てなくなり、猫背、反り腰になり、背骨にある神経を圧迫し、神経痛が起こり痛みが広がっていきます。骨盤周辺の筋肉の柔軟性向上と筋力をアップするトレーニングをしないと、身体の歪みは進行していきます。
治療をすれば、日常生活に支障がないくらいに痛みは緩和します。しかし何度もぎっくり腰や寝違えを起こしてしまうのは根本治療ができていないからです。
回復するための治療中に仕事や運動で無理をしてしまう。痛くないから治療を止めてしまう。
また、痛いところを庇って別の部分を痛めてしまう負のスパイラルから抜け出せなくなります。
痛いことが当たり前で慢性化し痛みの再発の危険と不安を抱えていては気持ちが滅入るし、新しいことにチャレンジする気力が起きません。当院にくれば心から元気になると笑顔で言っていただけるように治療とサポートをさせて頂きます。
一度ご相談ください。
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