2023.11.22
コラム
世界で比較すると、1日のうちに座って過ごす時間が一番長いのは日本人で、1日の約60%を座って過ごすとされています。平均7~8時間座りっぱなしです。長時間のデスクワークは腰痛や肩こり、頭痛などの症状を起こし、血管やリンパが圧迫され冷えやむくみになります。内臓が圧迫されると便秘、下痢、生理不順といった内臓の不調に繋がってしまう可能性があります。
座るとき、足を組むのがクセになっていませんか?
足を組んでいるとき、背中は組み足の方へねじられ、骨盤は前傾したまま回転して、骨盤周りの筋肉が大きく前へ引っ張られます。このような筋肉のねじれや引っ張り、骨盤の傾きが、辛い腰痛を呼び込んでしまいます。また、股関節に歪みが生じ骨盤が開いてしまうとその分股関節が外に向いてしまいO脚になると変形性関節症になる可能性も高くなります。
足を組んでいるときには、上半身も正しい姿勢を保てません。足を組むと、地面との接点は片足だけになります。この状態で背もたれに頼らず背筋を伸ばそうとしても、体がグラグラしてしまうでしょう。上半身の不安定さを解消するため、上半身を大きく前傾させて猫背になると、肩こりにつながってしまいます。
どんなに正しい姿勢で座っていても、長時間座っていれば、座面に接しているお尻が痛くなるものです。足を組めば、片側のお尻が浮きますから、同じ姿勢からくるだるさを多少は解消できます。また、背筋を伸ばして座るのも辛くなってくるため、足を組みつつ背もたれに強く寄りかかったり、前にかがみこんで猫背になったりしがちです。パソコンの画面をのぞき込むような座り方、椅子に浅く腰掛け、背もたれに寄り掛かるような座り方は猫背になりやすいです。
椅子に浅く腰掛け背中をそらせる座り方、背中を反らせた状態で机に腕を置いた座り方は反り腰になりやすいです。
足を組んでいることに気づいたら、一旦立ち上がって動きましょう。腰を捻る、腕を上げ身体を横に倒し脇腹を意識して伸ばす、前屈、後屈、屈伸運動をし、血流を良くしましょう。
足を組まないために骨盤を立てる姿勢を意識して、少しずつ改善していきましょう。
骨盤を立たせるには腸腰筋(インナーマッスル)の柔軟性を上げ筋力を強化することが重要です。
当院にはインナーマッスルを的確に鍛えられる機械、脚の捻れを解消するO脚矯正があります。
お悩みを抱えている方は亀戸にある当院にいらしてください。お待ちしております。
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